そして、「ひと区切りと余白」の6月へ。
GWを経て、少し落ち着いた店内。
季節は梅雨へと移り変わり、街の空気もゆっくりと湿り気を帯びてきた。
4月、5月と新しい流れが始まり、たくさんのことが動いた気がする。
でも、思ったよりも、いろんなことがまだ途中だったりもして。
このあたりで一度、立ち止まって整理してみるのもいいかもしれない。
6月は、そんな「区切り」と「余白」をもたらしてくれる季節。
詰め込まずに、整える。
走らずに、歩いてみる。
自然と、そういう時間の使い方に気持ちが向くのが僕の6月。
とはいえ、なかなか理想通りにはいかないのが現実で、
日々の仕事やお店のこと、次の準備。静かに流れているようで、実際はそうでもない。毎年。
そんな中でも、たった数分、コーヒーを淹れる時間があるだけでも良い。
たくさんを変えなくてもいい。
ほんの少し、立ち止まるだけで十分。
しかし6月はゆったり行きたい。
山田