「サービス」という言葉を聞くと、まず「お客様へのサービス」を思い浮かべます。
お客様のために、心を込めてコーヒーを淹れる。空間を整える。気持ちよく過ごしていただく。
お店を去るとき気持ちが“上がっている”状態をつくる。
もちろん間違いありませんね。
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けれどもう一つ、忘れてはいけない「サービスの向き先」があります。
それは、「一緒に働くスタッフへのサービス」です。
サービスの対象は「お客様だけ」ではないということ。
たとえば、あいさつを交わすこと。何気ないやり取りを受け止めること。言葉にしにくい思いを、汲み取ろうとする姿勢。
それもまた、サービスの一部だと思っています。
お客様にどれだけ丁寧に接していても、スタッフ同士の関係にぎこちなさや
距離感が生まれてしまっていたら空間全体にひろがっていきます。
チームで動く以上、嫌でも空気感は共有される。
澱むんです。澱んだ空気の共有。
そこからいいものなんて生み出せない。
私たちの店は、誰か一人のための店ではなく、みんなでつくっている空間です。
だからこそ、「心地よさ」は内にも外にも、双方に存在していてほしいと願います。
自分の気持ちがうまく伝わらない日もある。思うようにいかないこともある。
でも、そんなときこそ、コミュニケーションを手放さずにいたい。
ぶつかればいい。尖っていていい。矛先や意味づけを間違えないようにしたい。そしてきちんと内省する時間を持つべきだと思う。非を認めたり、詫びることができる状態でありたい。
支え合い、気持ちを通わせながら仕事ができること。
それが、私たちの「いいサービス」の土台だという事を忘れてはいけない。
わけぇの。
自戒を込めて。
山田