この年になって知らないことを知りたい欲にかられています。
まずはお知らせです。👇
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さて、まだ最後まで読み終わっていませんが、良いと思った本について。
‟ブルネロクチネリ”という人、ブランドを知っていますか？
私は知りませんでしたが、好きな作家がこの本の文章を引用してた事がきっかけで手に取りました。
「人間主義的経営」
ビジネス書に取り掛かるテンションで読み始めると肩透かしを食らいます。
なんとも柔らかく穏やかなストーリー。
ソロメオ村を舞台とするクチネリさんの生い立ちから、アパレルへ進む過程、一貫した拘りと考え方。
効率一辺倒でなく、人間性を尊重した働き方の提唱。
「ブルネロ・クチネリ」はカシミヤで有名なイタリアの高級ファッションブランドなのですが、
単に「ラグジュアリー」を売るだけでなく独自の「人間主義的経営」を実践し、社会や人を大切にするビジネスを展開している。
・生産性よりも質を重視
・快適な職場環境
・人間的な働き方
・自発的な創造性の発揮
言われたことを言われたとおり遂行させ量産するという軍事的ともいえる考え方とは対照的な価値観。
ブルネロ・クチネリの経営哲学では、
単に「売る」だけではなく、価値ある体験や意味を提供することの重要性を説いています。
当たり前のようでなかなか難しいのは皆さんもお分かりでしょう。
物質的な豊かさを実現した社会で人間主義的経営がキーになると感じます。
コーヒーショップにも、この考え方を転用できると考えます。
売上だけでなくお客様や地域社会との信頼関係や愛着につながる仕事を目指したいものです。
理想が高ければ高いほど対人関係でギスギスしたり、人に強く当たったりする事もあるかと思います。
ブルネロ・クチネリさんのその思想に癒されます。
少しでも精進します。
それでは終盤へと読み進めたいと思います。
山田
