気が付けば2月に突入しています。
相変わらずな僕らはまた日々を紡ぎだしていく。(ミスチルの歌詞みたいだね)
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美味しいものを届けたい。
そのためには「美味しいとは何か?」をより明確に持っていることが大切だと思っています。
美味しいの定義とは何でしょうか?
それは様々な食のジャンルによって変わるものかもしれません。
あるいは、特定のジャンルにとらわれず共通する部分があるのかもしれません。
また、それを食する人によっても定義が変わるものかもしれません。
特に、嗜好品であればなおさら主観によるものだと思います。
私が考えるに「美味しい」は、抽象度を上げるとある共通項のようなものがあると考えています。
そして極々個人的に「美味しい」を定義するに至りました。
まだまだ乏しい食体験を経てたどり着いたのは、
「かるくて余韻が長い」
ということです。
「かるい」とは?
「かるい」というのは、物質的に重いとか軽いとか、味が濃い薄い、硬いとか柔らかいという話ではありません。
例えば、しっかりとした濃厚なソースがかかったジューシーなお肉料理でも「かるい」ことが大事だと考えています。
「かるく感じさせる」とも言えるかもしれません。
美味しいものほど口の中で軽さを感じさせ、するりと入ってくるものです。
かるくないものは継続して食べることが難しくなると感じています
「かるい」と感じるものは自然と次の一口を求めたくなるものです。
「余韻の長さ」とは?
「余韻」とは、食べ終わった後に舌や口内に残る香りや味わいの持続性のことです。
美味しいものほど口の中での滞在時間は短いと思いますが、余韻は長く楽しませてくれるものです。
一口ごとに食べ終わった後でも、その風味が心地よく持続しすること。
さらに飛躍するとその余韻は次の日、一か月後、数年後も頭の中で記憶として持続します。
余韻で満足感を与えてくれることが、美味しさの一つの指標ではあることは間違いありませんね。
私たちのつくるコーヒーにも、この「かるくて余韻が長い」という美味しさの定義はキーワードになると考えています。
浅めのローストだからかるいのではなく、
深いローストでもかるいということが重要な美味しさの要素です。
「かるさ」はクリーンさにも影響を与えると思います。
「かるくて余韻が長い」かつ「クリーン」であることを阻害する要因を排除し、
ポジティブな面を存分に表現することが大切です。
余計なものがあってはいけませんが、必要なものをきちんと備えていることが重要です。
まとめますよ。私のようなポンコツが現時点で到達した美味しさの定義は
「かるくて余韻が長い」。これは、コーヒーにおいても同様に言えることだと考えています。
もちろん、まだまだ食体験は足りません。しかし、今の時点での私なりの答えとして、
これが一つの美味しさの指標となっています。
偉そうにと思われますよね。ご容赦ください。
美味しいコーヒーでも飲みましょう。
山田