あっという間もないほどに季節は移ろいでいきます。

まだまだ暑いですが、秋を告げるシーズナルブレンド「オータムナル」が出だし好調です。

お試しください。おひとり様3点までです。

YAMADA COFFEE OKINAWA | 期間限定 秋限定ブレンド AUTUMNAL オータムナル

👇まずはお知らせです。

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●ハンドドリップワークショップ申込受付中!!

「ドリップ拡散計画 Vol.5」

Volume.5の日程が公開されております!!9・10月開催分となります!!

ドリッパープレゼント付きの30分のワークショップです。

宜野湾店、chapteR那覇泊店各店にて開催。

詳細はこちら→【9月空席あり!!ドリップ拡散計画Vol.5:9~10月】 | YAMADA COFFEE OKINAWA 山田珈琲 沖縄-上質の豆を沖縄から-コーヒー豆小売・卸売

お申込みはこちら→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeLR6nSoXDb292Q7k_NJ3Q7LTmUSk2ssZfShLz3sqpGGbQULA/viewform

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コーヒーを取り巻く世界には、カッピングスコアや評価基準といった

「客観的なものさし」があります。

明るい酸があるか、質感は、クリーンであるかか、余韻は持続するかなどなど。

そうした基準があるからこそ、品質は守られ、世界中で共通の言葉でコーヒーを語ることができます。

コンセンサスを得るうえで極めて大事なことです。

 

私たちコーヒーに携わる事業者、つまりは発信者側。

日々コーヒーと向き合うときに、できるだけ主観を排して関わることが求められます。

客観的な基準に従ってコーヒーと向き合うことで、

誰に対しても公平でぶれのない伝え方ができるのではないか、と考えています。

 

一方で、これが消費者の立場に立つと話は違ってくると思っています。

むしろ健全な主観の働きこそが大切です。

ある人にとってはフルーティーな浅煎りが「気持ちを明るくしてくれる一杯」かもしれませんし、

別の人にとっては「酸味が強すぎて苦手」かもしれない。

ある人にとっては、しっかりとした深煎りが「心を落ち着けてくれる一杯」かもしれません。

どれも間違いではなく、消費者それぞれの感覚こそが正解でよいと考えます。

 

客観的な指摘は新しい味の世界に出会うきっかけをくれますが、

最後に「美味しい」と感じるのは自分自身。一般的には生活必需品ではないコーヒーは、

お客様が楽しみや心地よさを求めて口にする嗜好品です。

 

しかしながら美味しいコーヒーには美味しい理由があります。

それを前提としての嗜好品であるべきだと考えます。あってほしいと願っています。

その前提を伝えるのは私たちの役目です。

 

発信者の客観と、主体となるお客様の主観。その両方があるからこそ、

コーヒーはもっと豊かに楽しめるのだと思います。

発信過多な世の中においてはなおさら、バランスよく主観を配合するべきです。

 

山田