とにかく‟忘れる”が多いので困りものですが、時には忘れたい事もあります。
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さてさて、何か作業をしているときや、
朝のランニング(もしくはウォーキング)をしているときに頭に浮かぶことのある、
極々些細なアイデアやアイデアとまではいかない気づき。
ってありません?
例えば、
生クリームをたてた際にタッパーに移さずにボールにそのままラップをしよう。
とか
あそこの説明の前にこの説明を入れたら伝わりやすいかもしれない。
とか
ミーティングを進行するうえでのアイデア
とか
あの人のあのジョークには、次はこうやって返すと面白いかもしれない
とかです。
あとで資料に反映させようとか、今日実行してみようとか、
機会があれば試そうなどと思ってやり過ごす。
その後どうなるかはご察しの通り‟忘れる”わけですが、
どうすれば忘れずに将来実行にうつせるか。
代表的な‟忘れる”に抗うための試み第一位
まずはこれですね。‟メモる”です。(ボイスメモを含む)
思ったときにその場でメモをとる。定番ですね。
このやり方は一見もっともに聞こえますが、
個人的には効果は薄いと感じています。
なぜなら
将来、まずメモを見返すことはなく、メモしたことすら忘れます。
意識的にやろうとすれば‟メモを見返す”という仕事をひとつ増やすことになります。(やかましいわ。こんなんだから忘れるんじゃん)
これではアイデアや気づきが埋もれていくだけです。
なにか良い対処法はないかと考えた結果たどり着いたのが、
「忘れるのはしょうがない」「そういうものだ」と開き直るという事です。
‟自分は忘れる”という事を前提に据える。
これを認識できると、不思議なことが起きました。
ほんの少しだけ忘れなくなったです。
そう、ほんの少しだけ忘れなくなることに気づきました。
「忘れないように気を付けなくてはいけない」
ではなく
「忘れるんだからしょうがない」
にすることで、なぜか‟忘れてはいけないという事”に対しての意識レベルをほんの少し上げることに成功していました。
そんな中、先日の流れは以下のようなもの。
些細なアイデアが思い浮かぶ
↓
今日に限って手元にPCがある!!
↓
早速そのアイデアを反映さえよう
↓
ファイルを開くと
↓
既に今思いついたアイデアが書き込まれている。
そう。すでに過去にそれを資料に反映していたのです。
過去に反映していた事を忘れている。
反映することを忘れていなかった事も忘れてる。
様々な‟忘れ”引き起こしながらも、結果としてアイデアは実行される確率が上がってます。(気がする)
そんなわけで‟忘れる”という事に対する寛容さを手に入れたわけですが、
そんな矢先、3日前のこと。
名護の自然豊かな公園の空気に意気揚々としている最中、
宜野湾店の鍵をスタッフに引き継ぐことを忘れ、オープン1時間前になって、
名護にいる私は「え、鍵持ってるの、私!」
結局、お店が開けられないという窮地に陥ったのでした。
あーあかん。
山田